中国不動産大手、経営危機が伝えられる恒大集団(3333)傘下の不動産管理会社、恒大物業(6666)は5日、2021年と22年度の本決算を発表した。
それによると、21年度の売上高は131億9400万元、損益は3億1600万元の赤字だった。
22年度の売上高は前年比10.5%減の118億900万元で純利益は14億2300万元、黒字転換を果たした。
22年末までの管理物件の契約面積は8億1900万平米で、管理中の面積は5億平米、前年より270万平米が増加。また恒大以外のデベロッパー開発物件の管理面積は1億4800万平米で、全体の約30%を占めている。
同社は22年3月21日から取引停止になり、21と22年度の本決算も未発表のままとなっていた。