国金証券は中国観光研究院が発表した「2016年中国の海外渡航者統計」に基づき27日、レポートを発表し、2000年以来海外渡航者数は年々増加し、昨年は1億2200万人に達したとして4年連続世界一の海外旅行消費国となったことを明らかにした。
レポートによると、2016年中国人海外観光の消費金額は1098億ドルに上り、一人当たり平均900ドルを消費した計算になるという。
海外渡航者数は観光人口の3%に過ぎないが、消費は全観光消費の16%を占めることになる。
また最も人気のある渡航先はタイ、韓国、日本の順で、三ヶ国のほか、ベトナム、ロシア、モルディブ、イギリスの海外観光客の一位となっている。
海外観光ブームは2017年も続くとしている。(中国新聞網)