中国国家インターネット情報弁公室は21日、配車サービス大手の滴滴出行(DIDI)を運営する滴滴全球股份(ディディ・グローバル)に対してインターネット安全法(サイバーセキュリティー法)など16箇条の法違反行為に、罰金80億2600万元(約1600億円)を課す処分を下したと発表した。
同社の程維董事長兼最高経営責任者(CEO)、柳青総裁(社長)にもそれぞれ100万元(約2千万円)の罰金を科すことも発表された。
滴滴(DIDI)は2021年6月30日米ニューヨーク市場に上場したが、その直後、法違反で調査を受けた。今年の6月2日に上場廃止を申請し、6月10日の取引を最後に上場廃止となった。