米NY市場上場の中国配車サービス大手、滴滴出行(DIDI)の株価は10日急騰し、取引時間中に約15%高、終値で8.84%高で取引を終えた。
米SECが10日開示した情報によると、大株主のテンセントはDIDIが昨年6月30日NY市場に上場した後、さらに買い増しをしていることが明らかになった。
それによると、昨年12月31日までのテンセントの保有株数は7885万株で、DIDIが上場時に保有していた株数より180万株が増えて、持ち株比率は6.4%から7.4%まで引き上げたという。
SECの開示を市場ではポジティブに受止め、買いが集中した。
DIDIは昨年12月、米での上場を廃止して香港市場に上場すると発表した。