滴滴(DIDI)上場廃止決定

 中国配車サービス大手の滴滴出行(DIDI)は23日の夜、臨時株主総会を開き、上場廃止について株主投票を行い、賛成7億8千万票、反対3千万票で上場廃止が決定された。
 2021年6月30日に上場し、327日後、1年未満で上場廃止となった。
 発行価格は14ドル、最高で18ドルを記録したが、個人情報の取り扱いと国家安全保障上などの理由で、関係官庁から同社アプリの配信停止と新規利用登録の停止が指示された。上場廃止の懸念から株価が急落した。
 ソフトバンクグループが傘下ビジョンファンド経由同社に100億ドル以上投資していたと伝えられている。

 

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