百済神州 第3四半期グローバルでの販売2.1倍増

 がん治療薬などバイオ医薬品の開発と販売の百済神州(6160)の株価は5日最大5%超上昇し、4連騰した。
 同社は同日9月30日までの決算を発表し、同期製品による収益(売上高)は昨年の同期の9110万ドルから2.1倍(111%)増の1億9250万ドルまで拡大したことを明らかにした。
 がん治療薬の百悦澤®(Zanubrutinib)は3期臨床試験の2項目からなるポジティブな結果とグローバル市場での開拓により、世界での売上高は前年比4.2倍(320%)増の6580万ドルとなった。中国市場での販売が3.2倍(223%)増の3210万ドルだった。
 第3四半期、米で2種類の新たな適応症の承認が得られ、オーストラリア、シンガポール、ロシアなど六つの国と地域で(治療薬として)承認されている。

 

 

 

 

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