米中首脳会談 新たな商品への追加関税凍結で合意

    米中両国は、米国が来年1月1日から予定していた中国からの輸入商品に対する追加的関税の凍結について合意したと中国の国営テレビが2日報じた。
 中国の習近平国家主席とトランプ米大統領は現地時間1日夕方、G20首脳会談が行われたアルゼンチンのブエノスアイレスで会談を行い、新たな輸入商品へ追加関税を行わないことで合意したという。
 この会談について、中国の王毅外相は、トランプ米大統領の招きに応じ、夕食会の形式で行った。両首脳の会談は友好的かつ誠実な雰囲気の中で予定の時間を大幅に超えた、2時間半にわたって行われた。会談では重要な共通認識が達成され、今後一定期間の中米関係に方向性を示したと説明した。
 王毅外相はさらに、双方は意見の食い違いや問題を適切に解決することについて一連の建設的な案が提出された。中国側は国内市場と国民のニーズに応じて米国から市場性のある商品の輸入拡大を含めて貿易不均衡の問題を順次解消していくことに同意した。また両国は相互の市場開放について合意に達したと述べた。

 

 

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