オンラインゲーム大手の網易(ネットイース・9999)は3日、中国政府公表の「未成年者インターネット保護条例」に基づき、未成年者モードを導入し、傘下34タイトルに適用したことを明らかにした。
「インターネット未成年者保護条例」は、未成年者の心身の健康に配慮したオンライン環境を整備し、未成年者の正当な権益を保護することを目的として、2023年9月20日の国務院常務会議で採択し、24年1月1日から発効した法律である。
網易は早速、「保護者ケアプラットフォーム」を立ち上げ、同社人気ゲームの「蛋仔派対(エッグパーティ)」など34タイトルのゲームに、保護者が遠隔地でワンクリックでコンテンツをブロックできるようにする機能などを導入した。
同機能の試用期間中に登録アカウントは121万、利用回数は537万回に達したという。