美団CEO 「独禁法違反調査は業界にプラスになる」

 フードデリバリー大手、美団CEOの王興氏は28日の同社第1四半期決算発表会で、同社に対する監督官庁の独禁法違反に関する調査について、独占禁止に関する監督管理は「業界の成長にプラスになる」との認識を示した。
 王CEOは、監督官庁の調査に全面的に協力すると表明すると同時に、調査は同社のフードデリバリー業務に重大な影響を及ぼさないとし、「我々は如何なる形の二者択一も禁止し、透明で有効な通報チャンネルを構築した。我々は引き続き監督官庁の調査に協力し、テナント(出店業者)の自主選択権を十分に尊重する」と語った。
  美団は4月26日、中国市場監督管理総局から独禁法違反の疑いで調査を受けていることを公告で発表した。
 同調査を受けたのは、アリババに次ぎ、今年の2社目となる。
 4月10日、中国市場監督管理総局はアリババに対して同法違反で182億2800万元の罰金処分を下した。

 

 

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