香港の小売り 不振が続く

香港政庁は昨日(4日)、2015年11月までの小売り業のデータを発表した。それによると、11月の小売り総額は対前年比で7.8%下落し、2015年1月以来最大の下落幅となり、また小売り総額は9ヶ月連続の前月比マイナスとなったことが明らかになった。小売りの内訳では、宝飾品や時計、高額贈答品のマイナス幅は最大の20%、百貨店商品は5%、服装などは8%の下落に対してスーバーマーケットの売上高はプラスになっているという。小売りがマイナスの原因について、香港政庁の報道官は、訪港観光客の減少が主原因のほか、経済の減速と株式市場の低迷も消費意欲を冷却させ、米の利上げと外部環境の不透明などの影響も注目すべきだとしている。 (東方財富)

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