電気自動車大手のＢＹＤは現地時間の９日、カナダの大手観光バス会社、WESTCOAST Sightseeingから観光用の純電気バス９０台を受注したと発表した。
WESTCOAST Sightseeingは民間バス運営会社で、現在ディーゼルエンジンのバス９０台を保有し、年間延べ２５万人の観光客を輸送している。今回９０台のＢＹＤを純電気バスを導入し、２０２３年までに既存のディーゼルバスを全数取り換えることにするという。
WESTCOAST Sightseeing ＣＥＯのRob Safrata氏は「我々観光業はカナダの美しい自然を売り物にしている。環境に対する我々の日常運営の影響に特に関心がある」として、「純電気バスの導入で環境の改善に寄与することにより、グリーンで持続発展の未来を創ることになる」と述べた。