BYD 増収減益 NEVは約50%

 中国電気自動車最大手のBYD(1211)は27日、増収減益という2018年度の本決算を発表した。
 報告によると、2018年の売上高は前年比22.79%増の1300億5500万元、純利益は31.63%減の27億8千万元だった。また自動車の販売台数は23%増の50万28台で、その内、化石燃料車は27万2900台、新エネルギー車(NEV)は24万7800台で、NEVは前年比90%の大幅増で、販売台数では化石燃料車と互角となる約50%まで躍進した。
 減益の理由について、同社は化石燃料車の激しい競争で利益率が低下し、グループ全体の利益を圧迫したこと、スマホ市場の需要鈍化と競争が激化したこと、太陽光発電事業の政策変更と減損の拡大によるものとしている。

 

 

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