香港市場上場の１７８社が９月１２日現在、５２３億香港ドル分の自社株買いをしたことが明らかになった。
証券専門紙、「証券日報」のまとめによると、香港市場の低迷で、企業の評価額が下がり、昨年を上回る数の企業が自社株買いを実行し、買戻し額がすでに昨年通年を超えたという。その内、買戻し額が１０億香港ドル（１ＨＫＤ＝約１７円）を超える企業はテンセント、ＡＩＡグループ、香港上海銀行、シャオミ、長城汽車、チャイナガス、長江実業の7社で、うち、テンセントは１５６億香港ドル、ＡＩＡグループは１５１億香港ドルと買戻し額の１位と２位に並んだ。
証券統計のＩＦｉｎｄによると、１７８社の内、年初から株価が上昇したのはわずか２３社で、割合にして１３％に留まっているという。