HKEX 売上高、純利益ともに二ケタ台減少

 香港証券取引所(HKEX・0388)は27日、第1四半期(1~3月期)の業績を発表し、売上高、純利益共に二ケタ台減少したことを明らかにした。
 業績報告によると、第1四半期の売上高は前年同期比21%減の46億9千万香港ドル、株主に帰属する純利益は31%減の26億6800万香港ドル、EPSは2.11香港ドルだった。
 収益減の理由について、HKEXは一日平均の出来高減とそれに伴う取引費と決済費の減少によるものとしている。
 第1四半期の一日平均した出来高は1465億香港ドルで、前年同期と比べて35%減少したが、前の四半期(21年10~12月期)より16%上昇した。
 また傘下先物取引所のデリバティブ成約枚数は安定的に伸びており、前年同期比21%増、昨年第4四半期比39%増となっている。
 27日のHKEXの株価は寄付きから上昇したが、業績発表後、下落に転じ、終値は0.25%安の321HKDだった。

 

 

 

中国経済News & topicsの最新記事