中芯国際（ＳＭＩＣ・0981）は１１日、第２四半期の決算説明会を行い、１０日に発表した第２四半期の決算について、共同ＣＥＯの趙海軍氏は、エレクトロニクス製品の需要は予想より低く、ＩＣ製品の在庫は依然として高水準で、市場も弱気が続き、チップ関連企業は経費を削減しているとの現状認識を示した。
１０日発表した第２四半期の売上高が前年同期比１８％減の１５億６千万ドル（約１１２億元）、純利益は２１．７％減の４億３００万ドルだった。
同社第１四半期の売上高は１３．９％減の１０２億９００万元、純利益は４４％減の１５億９１００万元だった。
第３四半期について、同社は第２四半期より３～５％伸びるだろうとの見通しを示した。