中国国家統計局が1日発表した2月の製造業購買担当者指数（PMI）は51.6で、5ヶ月連続51を超えたことが明らかになった。
市場予想は51.2で、これを3ポイント上回った。輸出と輸入指数も4ヶ月連続景気拡大区間をキープした。
一方、財新／マークイットが発表したPMIも前月比0.7ポイント上昇の51.7で、市場予想の50.8を大きく上回った。中でも新規輸出受注に関するサブ指数は53.8で、前月の52.9から上昇し、2014年9月以来の最高水準となった。
クレディスイスのアナリストは、PMIが51.6に達したのは2011年2月以来のことで、2月として6年振りのことだと指摘した。（香港明報）