S&P警告 中国国有企業のデフォルトリスクが上昇

格付け機関のS&Pは18日、中国経済が消費けん引への転換で国有企業のデフォルトリスクが上昇するだろうと警告を発した。信用アナリストのChristopher Leeは、改革は資本密集型の企業、例えば、鉄鋼や鉱山、建材及び造船などの企業へのマイナスの影響は最も大きいとレポートしている。Leeアナリストは、一部国有企業の債務はEBITDAの5倍にも上り、2016年も信用が膨らむだろう。中国経済は製造業依存からの脱皮を図ろうとしているが、しかしこの構造転換のプロセスは苦しいもので、経済の景気後退をもたらすだろうと指摘した。(SINAファイナンス)

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