早く稼働再開するのが勝ち 美団点評

 米もついに実質の「ゼロ金利」政策を導入することになりました。連邦準備制度理事会(FRB)は15日、1%の緊急追加利下げを決定したと発表したのです。現地時間17日に行う予定の金融政策会合を3日も繰り上げて開催して「ゼロ金利」政策を決定したのです。
 今月3日の緊急利下げに続く第2弾の緊急対策ですが、市場では、限られた緊急経済対策は明確でも、コロナウイルスによる感染症の対策が不十分だと水泡に帰してしまうという懸念が残ったままです。

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デジタル化は免疫力で牽引力でもある

 米国市場は一週間に2度目のサーキットブレーカー発動。2008年の金融危機の際も、同システムの発動はなかったので、株式市場の暴落は目に余るものとしか言いようがありません。前回のコラムでハンセン指数が下落しても注目している銘柄はなかなか下がらず、押し目買いのチャンスもくれないと「零した」のですが、さすがに米市場をはじめ、連鎖的に11カ国の株式市場もサーキットブレーカーが発動され、日経平均も連続で1000円単位で下がっていますので、中国株もいよいよチャンスが回ってきています。果たしてどれを狙えばいいのでしょうか。

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利益率も僅差の恒瑞医薬と中国生物製薬

 中国株式市場の医薬関連銘柄は2017年の大相場で大きく上昇し、その勢いが2018年も続くだろうと思いきや、同年の11月、政府から「帯量採購」(集中調達制度)という政策の第一弾、翌年の9月その第2弾が発表されました。「薬九層倍」という言葉のように、医療費の高騰を抑え、また薬価に対する国民の不満を和らげようと、集中調達により薬価を抑えようとしたが、反動で上昇途中の製薬会社の株価が発表で「腰折れ」になってしまったのです。業界トップの恒瑞医薬(恒瑞)と中国生物製薬(中生製薬)も影響を受けて株価も一時下落しましたが、さすがトップ企業で反発も早いものです。

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