現実化した米中金融のデカップリング

 「金融のデカップリング」コラムを書いたのは今月3日。アリババが7月26日本決算と同時に、香港市場でのプライマリー上場申請を董事会で承認され、手続きを開始したことを明らかにしました。その3日後の29日、米証券取引委員会(SEC)はアリババグループ(BABA)など米上場中国概念株4社を上場廃止となる可能性のある暫定リストに追加したと発表。そしてペロシ氏の訪台(3~4日)。米中の対立がエスカレートしている中、12日、中国石油など国有5社が米での預託証券(ADR)の自主上場廃止を一斉に発表しました。

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