紫金砿業中間期純利益90%増だが、第2四半期は成長鈍化

 金や銅・亜鉛など鉱物資源大手の紫金砿業(2899)は15日、上半期の決算を発表した。売上高は20.57%増の1324億5800万元、純利益は89.95%増の126億3千万元だった。当期の銅の産出量は70.47%増の41万トン、金の産出量は22.79%増の27トン、亜鉛は22万トン、銀は184トンといずれも大幅増となった。
 同社が発表した第1四半期の純利益は61億2千万元だったので、第2四半期の伸び率は6%と前期比で成長は鈍化していることがわかった。アナリストは国際銅価格が第1四半期に史上最高値を更新したが、第2四半期はコロナ禍のリバウンドと米の金融引き締め、需要減など外部環境の影響で銅価格は大幅に下落したと分析する。
 決算発表を受け、同社株価は寄付きで上昇した後、下落に転じ、午前10時ごろには前日比4%以上急落した。

 

 

 

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