香港を拠点とする国際旅客及び貨物の航空輸送サービスの国泰航空(キャセイパシフィックエアウェイズ・0293)が9日発表した上半期(1~6月)の売上高は134.99%増の435億9300万香港ドル、純利益は42億6800万香港ドルだった。
前年同期は49億9900万香港ドルの赤字だったので、黒字転換を果たした。一株当たり純利益(EPS)は61.5セントだった。
発表によると、今年3月時点の乗客搭乗率はコロナ禍前の50%まで回復し、世界70拠点の空港と繋がったほか、旅客機の貨物積載空間の拡大で貨物の顧客により多くの選択肢を与えたという。
グループ傘下の関連航空会社も業績の持続的改善が見られたと報告された。