「香港市場は保険資金の海外投資の第一候補」

低金利の環境において、保険機構が投資利回りの減少と資金コストの上昇という経営難に直面している。保険資金には、海外資産配分のニーズがあり、潤沢な資金もある。香港市場は保険資金投資先の第一候補であることに変わりはない。

中国銀行業協会と香港証券取引所の巴曙松首席エコノミストはこのほど論文を発表し、中国の保険資産の規模は銀行と信託に次ぐ3番目の金融資産で、世界的に見てもアメリカと日本に次ぐ保険資産規模ランキングの3位となる。

香港は国際金融センターで、市場が成熟し、投資家の割合も多様化で、長期的投資に適合するマーケットである。また投資できる資産の種類も多く、資産価値も(バブルの要素が少なく)理性的で直接融資の割合が高く、機関投資家の影響力が(内陸より)大きいほか、株価の評価やAH株の価格差、配当率、市場の変動性、資産の世界的配分という観点で、香港市場は保険資金の海外投資の第一候補であることに変わりはないと指摘した。(総合)

 

 

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