アリババ 1株を8株に分割 融資に融通性を

 アリババ(BABA.US)は17日、米国証券取引委員会(SEC)に申告書を提出し、同社1株を8株に分割する計画を申告し、普通株式を現在の40億株から320億株まで分割する計画を明らかにした。
 同計画は7月15日に香港で行われる年次株主総会で採決されるが、採択された場合、2020年7月15日までに分割を行うという。
アリババは分割により、低い株価の株式数を増やし、新株の発行を含めて将来の融資に融通を利かせることが出来るとした。
 市場筋によると、アリババは早ければ2019年下期に香港で上場する予定で、これにより200億ドルを調達する予定だという。アリババが2度目の香港上場により、より多くのテクノロジー企業の香港上場を引き寄せ、香港市場の流動性増加に寄与すると指摘している。

 

 

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