中国ＥＣ（電子商取引）最大手のアリババ（9988）の株価は２４日、最大５．１４％高、史上最高値の２６６ＨＫＤまで急騰した。３月１９日の今年の最安値から約５９％上昇した。同社は米時間の２０日、２０２０～２１年第１四半期（４～６月期）の決算報告を発表したばかり。
海外メディアによると、米と香港市場に同時上場のアリババの株式をテマセクやベイリーギフォード、銘基アジア基金（Matthews Asia)など一部機関投資家は米株を香港株に転換していると伝えた。
香港証券取引所（ＨＫＥＸ）によると、先週金曜日現在、香港市場でのアリババ株式の出来高は４倍以上膨らみ、２５億株まで達した。香港でのアリババの流通株は同社発行済み株式の約２％だったが、現在１２％まで増加した。