テンセント史上最高値 月初から36%上昇

 香港ハンセン指数は25日2.41%上昇の30159.01ポイントで取引を終えた。終値で3万ポイント台に乗せたまま取引を終了したのは20カ月ぶりのこと。
 ハンセンテック指数は初めて1万ポイント台に乗せ、主要銘柄の株価は史上最高値を更新した。テンセントは10.93%高の766.50HKDで取引を終え、時価総額は7兆3千億香港ドル(1香港ドル=約12円)に上り、月初から現在の上昇幅は36%に達した。多くの投資銀行は同社目標株価引上げのレポートを発表し、シティバンクは876HKD、マッコーリーは846HKD、スイス銀行は830HKD、CLSAは820HKDとしている。
 テック指数構成銘柄の美団、京東、網易なども史上最高値を更新した。
 一方、中国恒大新能源汽車(0708)が24日発表した260億香港ドルに及ぶ割当増資計画が好感され、寄付きから買われ、終値は51.67%高の45.35HKDだった。

 

 

 

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