万達商業管理 4度目の上場申請失効

 香港証券取引所の28日の開示によると、万達集団(ワンダ・グループ)傘下の珠海万達商業管理の上場申請書類(目論見書)が「失効」という表示が出ており、同社4度目の上場申請が失敗したことが明らかになった。
 2021年10月、珠海万達商業管理がグローバル市場に向けて株式を発行し、調達した資金を管理物件の面積を拡大し、ハード施設の改善や戦略的投資に利用すると公表したが、半年後の22年4月21日で申請が失効した。続いて4月22日と同年10月25日、今年の4月25日に前後して4回申請書を提出したが、いずれも承認されず上場が叶えなかった。
 同社目論見書によると、機関投資家が21年8月に同社に380億元投資したが、契約条項には、2023年末にIPOが成功できなかった場合、同社は投資資金を買い戻すと決められていた。

 

 

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