中国の不動産市場は依然好調で、不動産大手の融創中国（1918）は、２３日、上半期の同社純利益は前年同期比２００％伸びるだろうとの予想の公告（速報）を発表した。
増益の原因について、同社は上半期の物件引き渡しが大幅に増えたことと香港の財務報告基準第１５号の影響を受けた結果だという。
同社株価は２３日の取引で前日比最高で５．５８％高の２５．６ＨＫＤまで買われ、引けでは同３．７２％高の２５．１ＨＫＤで取引を終えた。
ドイツ銀行は今月９日、同社に関するレポートを発表し、同社過去８年間の複合成長率は６５％で、２０２０年まで４６％を維持できるとして、同社目標株価を従来の４６．５９ＨＫＤから０．５％引き上げて４６．８３ＨＫＤとしている。