中国の対外投資 1~8月まで昨年比53.3%増

今年1~8月までの中国の金融を除く対外直接投資は昨年比53.3%増の7751億2000万元(約1180億6000万米ドル)であることが明らかになった。これは中国商務省が14日、世界160の国と地域の6000社の海外企業に対して行った投資を集計して発表したもので、8月当月の対外直接投資は同13.4%増の153億1000万米ドル、新規工事請負契約は同6.2%増の1327億7000万ドルとなるという。投資先を見ると、香港、東南アジア、EU、オーストラリア、アメリカ、ロシア、日本など上位7つの国と地域への投資額は876億6000万ドルで、同じ時期の海外投資総額の74.2%を占めることになる。この内、中国の家電メーカー、ハイアールがGEの家電業務買収で55億8000万ドルを投じ、8月に払い込みと引き渡しが完了した最大の投資プロジェクトとなった。(智通財経)

中国経済News & topicsの最新記事