中国の自動車生産販売台数、21年は2600万台超の見込み

 中国自動車工業協会は10日、21年通年の中国の自動車生産・販売台数は2600万台を超える見込みであることを明らかにした。
 同協会が発表した11月の生産と販売データによると、11月の生産台数は前月比10.9%増の258万5千台、販売台数は8.1%増の252万2千台で9月以降の回復の兆しを続けているが、前年同月比ではそれぞれ9.3%と9.1%減となっている。
 1~11月は生産台数が前年同期比3.5%増の2317万2千台、販売台数が4.5%増の2348万9千台で、伸び率では1~10月からやや低下した。
 一方、1~11月の新エネルギー車(NEV)生産台数は302万3千台、販売台数は299万台で、いずれも前年同期の1.7倍となった。
 半導体不足の問題が依然として存在し、通年の生産・販売台数は前年をやや上回るとの見通しを示した。
 中国の自動車販売台数は2017年の2880万台をピークに下がる傾向にある。

 

 

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