1~9月までの中国企業による海外企業の買収はこれまで最高の1700億米ドルになった。13日上海で開かれた「中国企業買収フォーラム2016」で明らかにされたところによると、今年第1四半期の中国企業による海外での買収案件は、世界のM&A件数の50%を超え、1~9月までの買収金額は過去最高の1700億米ドルになったという。 盛んに行われる企業買収の背景には、1.「一帯一路」の政策の影響を受け、中国企業が積極的に買収を仕掛けていること、2.中国の銀行と本土系PEが海外買収を後押ししていること、3.国内の成長鈍化で、価格的に安く、成長性のある企業を海外に求めていること、4.海外企業の中国国内に設立された企業で、経営的に苦しんでいる企業を手放したいこと、などがあると指摘されている。(華夏時報)
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