中国初婚人口1200万人割れ、37年振り低水準

 中国の初婚人口の人数は2021年、前年より70万8千人少ない1157万8千人で、1985年以来、37年振り1200万人を割り切ったことが明らかになった。
 第一財経が国家統計局編纂の「中国統計年鑑2022」のデータとして4日伝えた。
 2021年、中国の登記婚姻件数は764万3千組で、2003年以来初めて800万組の大台を下回った。
 一方、初婚年齢も「中国国勢調査2020」によると、2020年の平均初婚年齢は28.67歳で、2010年の24.89歳と比べて3.78歳増えたという。
 中国国家衛生健康委員会人口家庭局の責任者は年初の記者会見で、結婚・出産の新たな主体となっている90後(1990年代生まれ)や00後(2000年以降生まれ)のほとんどが、都市部で成長し、就業している。教育期間は長く、また直面している就職競争のプレッシャーも大きいため、結婚・出産が遅くなる現象が際立つようになっていると分析した。

 

 

 

 

 

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