中国で生産される新エネルギー車（ＮＥＶ）の２千万台目が３日、広州汽車集団傘下の広汽埃安（ＡＩＯＮ）新能源汽車でラインオフした。
中国初の電気自動車は１９９５年に完成し、２０２２年２月に１千万台目がラインオフしたが、その間２７年を要した。そして２千万台目までは１年と５カ月目で完成した。
これを受け、中国の自動車業界団体、全国乗用車市場情報連合会（ＣＰＣＡ）の崔東樹（さい・とうじゅ）秘書長は、中国のＮＥＶ生産台数が２千万台を超えたことは、中国の自動車産業チェーンの強さ、自動車の輸出、製造業の産業高度化にとって非常に重要だとコメントし、３千万台目は２０２４年７～８月ごろに達成される見込みだとの見通しを示した。