中国国産車大手の吉利汽車（0175）が１日発表した９月の販売台数は前年同期比３１％増の１７万４７２台、うち新エネルギー車（ＮＥＶ）は３７％増の５万３６９２台でいずれも同社史上の最高を記録した。ＮＥＶの割合は３０％台を突破して３１％となった。
モデル別では、自社ブランドの吉利は３１％増の１３万３０４３台、スウェーデンのボルボ・カーとの合弁高級車ブランド「領克（Ｌｙｎｋ＆Ｃｏ）」は３５％増の２万１８４９台、杭州アジア競技大会（同社本拠地）の開催もあって、「領克（Ｌｙｎｋ＆Ｃｏ）」は大会指定公用車となった。
９月の輸出台数は２８％増の２万７５７４台、傘下電気自動車（ＥＶ）の新モデル「几何 C」（Ｇｅｏｍｅｔｒｙ C）がサウジアラビアでリリースし、同国で発売した初の中国電気自動車ブランドとなった。