四大商業銀行 新規融資の6割強が不動産市場へ

2016年の不動産市場は引き続き活気に溢れ、四大商業銀行新規融資のうち、約6割が不動産市場に流入していることが明らかになった。

財新網が纏めたところによると、本決算を発表した工商銀行、農業銀行、中国銀行、建設銀行の個人住宅ローンは2016年、27000億元増加した。新規融資のうち6割強が不動産市場に流入し、中でも中国銀行が81.7%に達し、四大商業銀行のうち、最高となった。

工商銀行は64.51%、農業銀行は78.17%、建設銀行は63.82%だった。

中央銀行の統計によると、2016年金融機関の新規融資のうち、約45%が不動産ローンで、不動産融資に過度に依頼していることが浮き彫りになった。不動産の金融化に高層部も警戒し、現在の45%を30%まで引き下げるよう中央銀行から指示が出ていると伝えられている。(財新網ほか)

 

 

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