東北特殊鋼 デフォルト9回目 破産手続きに

大連地方裁判所は10日、債権者阿拉善盟金セン(山偏に川)冶金有限公司からの破産申請を受理し、デフォルトで注目されている東北特殊鋼集団の法的整理に入ったことになる。

東北特殊鋼は、今年の3月28日に、「15東特殊鋼CP001」の元金と利息の償還に応じられず、実質デフォルトになった。破産申請まで合計9回違約し、金額は数十億元に上ると見られる。一回目のデフォルトが発生してから格付け機関から最下位の格付けが出され、新規の債券発行や融資を受けることもできなく、資金ショートとなった。

東北特殊鋼は1905年創業の老舗企業で、市場の競争に負けた結果になった。(経済参考報)

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