米中貿易戦に光が ハンセン株価指数3日で約2000ポイント反騰

米トランプ大統領が今月末アルゼンチンで開かれるG20で中国との貿易摩擦について中国側と協議し、合意条項の草案を作成するよう政府幹部に指示したことが明らかになった。ブルームバーグ通信が2日伝えた。
米中の最高指導者が1日の夜、半年ぶりに電話会談し、貿易摩擦問題の解決に向けてボジティブなメッセージを発信したと見られる。
これを受け、人民元の為替が連日続いた元安に歯止めがかかり、オフショア市場では1ドル=6.88元を回復し、オンショア市場でも6.89元と、1ドル=7.00元を目前に元高に戻った。
また株式市場でも米3大指数が1%高に続き、アジア太平洋市場も全面高となり、上海A株は前日比2.7%高、ハンセン株価指数とハンセン国有企業指数は共に4%高と、2011年12月1日以来8年振りに単日の上げ幅として最大を記録した。ハンセン株価指数は今週火曜日(30日)24540ポイントまで下がり、それから3営業日で1900ポイント以上反騰した。

 

 

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