美団点評 本業成長も赤字拡大 粗利率改善

 デリバリー最大手の美団点評(3690)は11日の夜、第4四半期と上場後初の本決算を発表した。
 第4四半期の売上高は198億元で、ブルームバーグ予想の193億8600万元を上回り、調整後の純利益はマイナス18億6200万元で、前期のマイナス13億8500万元より赤字幅が拡大した。
 また2018年通年の売上高は前期比92.3%増の652億3000万元、調整後純利益はマイナス85億1700万元、前期のマイナス28億5300万元よりさらに拡大した。その理由について、同社は摩拝単車(モバイク)の買収や旅行予約サイトの投資増などを上げている。
 しかし、同社プラットフォーム経由の出来高は2017年の3572億元から44.3%増の2018年の5156億元に上り、ユーザー数も2017年の3億900万人から29.3%増の4億人に達し、一人当たりの取引回数は2017年の18.8回から2018年の23.8回まで増加し、粗利率も9.5%から12.6%まで改善したと報告されている。

 

 

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