香港基準金利２％に　米に追随して利上げ

　香港金融管理局（ＨＫＭＡ、中央銀行）は１６日、基準金利を１．２５％から２％に引き上げ、同日発効すると発表した。
　米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）が１５日、７５ｂｐの利上げ決定を受けた措置で、米ドルとのペッグ制を採用する香港がこれに追随した形。
　香港の利上げは年明けから３度目となる。
　ＨＫＭＡは１５日、米ドルとのペッグ制維持のため、今週３回目となる１１７億７５００万の香港ドル売り、米ドル買いを行い、今週累計で４３０億香港ドルを売り、米ドル買いの市場介入を行った。