2022年の政府調達 3.9%減の3兆4993億元

中国の財政部(財務省)は25日、昨年(22年)度の政府調達概要を明らかにした。
 発表によると、昨年度の政府調達の規模は3兆4993億1千万元、前年度比3.9%、1405億9千万元減少した。
 政府調達の内訳は、モノの調達は25.8%の9027億5千万元、工事の調達は44.8%の1兆5664億1千万元、サービス調達は29.4%の1兆301億5千万元でだった。
 また調達形態として、政府による集中調達は21.9%の7676億8千万元、部門による集中調達は7.5%の2609億7千万元、分散調達は70.6%の2兆4706億5千万元だった。
 調達方法として、公開入札は77.2%、要請入札は0.8%、競合的交渉は2.2%、競争的話し合いは11.0%、引き合いは0.9%、単一ソースの調達は3.3%だった。
 政府調達の効果について、省エネ・節水製品の優先調達額は同類製品の89.7%を占める520億4千万元、環境に優しい製品の優先調達額は同類製品の87.1%を占める847億6千万元、 中小企業支援策として契約与信枠は全調達額の74%を占める2兆5884億2千万元、零細企業との契約与信枠は全調達額の43.3%を占める1兆5148億元だったとしている。

 

 

 

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