CNBC 中国中車トランプ氏のインフラ計画に意欲

鉄道車両を作る中国中車の劉化龍董事長は9日、CNBCの単独インタビューを受け、投資と雇用でアメリカのインフラ整備に寄与したいと語った。

中国中車は中国北車と中国南車が合併してできた会社で合併前の2014年ボストンシティから5億6700万ドルに上る284輌の地下鉄車両の入札に落札したことがある。

このほか、シカゴ交通局からも13億ドルの契約を獲得し、最近ロサンゼルス交通局と6億4700万ドルの契約を結んだ。このため、中国中車はロサンゼルスで車両の推進装置とエアコン装置を作る工場を立ち上げたい計画を発表した。 

「米市場に進出して以来、すでに400人の雇用を創出した」とすでに米に雇用促進で利益を作ったとの考えを示した劉董事長。ホワイトハウスの中国に関するネガティブな発言に心配していないかと言う質問に対して、「発言が中国中車に影響したということは一切見ていない。誰が大統領になろうとも国の発展を最大化しようと考えるはずだ。我々は発展の成果を共有したい」とコメントした。

またアメリカは競争の激しいマーケットで、「アメリカ市場でオペレーションを展開して初めて(世界で)ハイエンドのサプライヤーとして見られる」と米市場進出の意義を強調した。(テンセント証券・CNBC)

 

 

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