国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は30日ワシントンで
人民元を採用したSDR通貨バスケットは10月1日に発効すると宣言した。
記者会見でラガルド専務理事は、10月1日から人民元は自由に使える通貨として認定された。
人民元と米ドル、ユーロ、日本円、ボンドと共にSDRの通貨バスケットの構成通貨となる。
人民元のSDR入りは歴史的一里塚であると語った。
SDRは1969年IMFが加盟国の通貨準備不足に備えるために作った国際準備資産で、
5年一度見直しを行ってきた。昨年11月の見直しで人民元の採用が決まり、
調整後の通貨バスケットは米ドルが41.73%、ユーロは30.93%、人民元は10.92%、
日本円が8.33%、ボンドが8.09%となる。(新華社)