中国家庭総資産平均160万元 約80%は不動産 株式投資は1%

 中国都市部家庭の平均総資産は1戸当たり161万7000元(1元=約16円)、その内不動産は77.7%で株式投資の割合は1%未満であることがわかった。
 広東発展銀行と西南財経大学が共同で纏めた「2018中国都市部家庭の資産報告」で明らかにした。
このほど発表された同報告によると、都市部家庭の平均総資産は161万7000元、約五分の一の富裕層家庭の平均総資産は454万5000元、総資産の内、不動産の割合は77.7%、金融資産は11.8%で、金融資産の内、株式投資の割合は0.96%に止まっているという。
 同報告書はまた、米中家庭の投資商品の種類として、中国は不動産を中心として1種類だけの家庭は67.7%で最も多く、2種類以上の家庭は全体の22.7%に対して、米国は1種類だけの家庭は26%で、5種類以上の家庭は20%もあるという。中国人家庭の投資先商品は不動産、定期預金、外為、貴金属、株式なのに対して、米国家庭は不動産、為替、債券、株式、ファンドとなっている。

 

 

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