金山軟件(キングソフト)傘下の金山雲(キングソフト・クラウド)は27日、香港証券取引所にプライマリー上場申請書を提出したことが明らかになった。同社は2020年5月にナスダックに上場したが、香港市場も主要取引所として上場を目指す。
同社目論見書によると、2019年~21年までの売上高は39億5600万元、65億7700万元、90億6千万元、今年1~3月までは21億7300万元と大きく伸びているが、純損益に関してはマイナス11億1100万元、マイナス9億6200万元、15億9200万元、今年1~3月まではマイナス5億5400万元と赤字が続いている。
今年第1四半期売上高の内、パブリッククラウドは13億8千万元で売上高に占める割合は63.5%、業界クラウドは12億5千万元で売上高に占める割合は36.5%となる。