アリババ最大の株主はソフトバンクG

 中国電子商取引(EC)最大手のアリババグループ(9988)が27日、2021会計年度(2020年4月1日~21年3月31日まで)の決算報告を発表した。
 〇 純利益微増
 同年度の売上高は前年比40%増の7172億8900万元、純利益は1%増の1505億7800万元で、微増の理由は、独禁法違反による182億元の巨額罰金の影響が響いたという。
 〇 年間アクティブユーザー数
 年間グローバルアクティブユーザー数は初めて10億の大台に乗せて11億3千万人に。中国総人口(14億1100万人)の約8割相当。
 〇 大株主はソフトバンクグループ
 ソフトバンクGの持ち株は53億9006万6968株で、持ち株比率は24.8%、依然同社筆頭株主。アリババ経営陣の持ち株数は4億9745万7680株で持ち株比率は2.3%、創業者馬雲(ジャック・マー)の持ち株は急減して主要株主名簿に掲載されなかった。2019会計年度の株主名簿に同氏の持ち株比率は4.8%だった。

 

 

 

 

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