シャオミ 第1四半期調整後純利益10.6%増

 中国スマホメーカー大手の小米集団(シャオミ)は20日、第1四半期(1~3月期)の財務報告を発表した。それによると、売上高は前年同期比13.6%増の497億200万元、経常利益は44.9%増の75億5900万元、調整後純利益は10.6%増の23億元だった。
 同社は引き続き「mobile + AIoT」のダブルけん引戦略を推進し、グローバル市場で実績を上げているという。市場調査会社Canalysによると、第1四半期では、公衆衛生事件の影響を受け、世界のスマホ市場が不振に陥っているが、同社の販売台数は逆境でも伸ばし、世界スマホメーカー上位5社の内、伸び率が最大となった。期間内の同社MIUIのMAU(月間アクティブユーザー数)は26.7%増の3億3070万人まで上った。
 同社IoTに接続した製品(スマホとノートPCを含まず)の台数は42.6%増の2億5200万台に達した。
 また、インターネットセクターの伸びが著しく、売上高は38.6%増の59億元で、全売上高に占める割合は11.9%まで拡大した。

 

 

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