ボンド・コネクト 早ければ来月3日にも開通

香港の中国返還20周年記念イベントの一環として中国内陸と香港とのボンド・コネクト(債券通)は早ければ7月3日にも開通(取引開始)することが明らかになった。

専門サイト、「経済観察網」が27日消息筋の話として報じたところによると、初期のブローカー20社がすでにライセンスを取得し、その内、中国銀行など中国系機関投資家が14社、HSBCやシティバンクなど外資系機関投資家6社が含まれていると言う。将来的には中国外貨取引センター加盟80社がすべて取次業務に取り掛かるだろうと同筋は分析した。

ボンド・コネクトにより、海外の期間投資家は中国の銀行間債券市場で流通されている国際や企業債などすべての債券に投資できるようになる。

統計によると、中国債券市場のボリューム(規模)は65兆9000億元で世界3位、アジアでは2位となっているが、しかし海外機関投資家の保有はわずかその2%だという。(智通財経)

 

 

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