上海汽車販売台数1.75%微増 時価総額1000億元目減り

 中国自動車大手の上海汽車は4日夜、2018年の販売データを公開した。
 それによると、2018年通年の販売台数は前年比1.75%増の705万1700台で、安定的成長のデッドラインを死守したが微増に留まった。市場シェアは24%超の見込みで、通年の生産台数は0.14%減の697万7900台だった。
 同社販売台数は2016年には9.95%増、2017年は6.8%増だったのに対して2018年は外部環境の影響を受け、1。75%台の微増に留まった。同社株価(A株上場)は年初高値から18%下落し、時価総額も4000億元台から1000億元以上目減りし、現在2900億元台で推移している。
 伝統的自動車販売が不振だったのに対して新エネルギー車の販売は好調で、2018年の新エネ車の販売台数は14万台を超え、前年比120%増で、業界平均を大きく上回り、市場シェア上位3位に仲間入りした。

 

 

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