中国外務省の報道官は10日の記者会見で、今月14～15日の二日間、チリで開かれるアメリカ離脱後のTPPのあり方に関する会合への参加を前向きに検討していることを明らかにした。
チリのムニョス外相が、先月同会合への参加に中国を招いたと報じられていることについて記者の質問に答えた。
同報道官は、「中国はアジア太平洋地域の経済一体化を支持し、チリ及び関連国との対話と協調を強め、アジア太平洋自由貿易区の設立を推進し、開放的なアジア太平洋経済を構築して、アジア太平洋及び世界経済の健全な発展に新たなエネルギーを注ぎたい」として、「中国は今回の会議が上記目標の達成に貢献することを望んでいる。会議参加の件については、前向きに検討している」と述べた。（中財網）