中国、4カ月連続米国債を売却 保有残高12年振り低水準へ

 中国が保有する米国債の残高は12年振り最低水準であることが明らかになった。
 米財務省が15日発表した2022年12月の国際証券投資統計(TICデータ)によると、日本は60億ドル分の米国債を売却し、保有残高を1兆700億ドルまで減らし、3年振りの低水準を更新したが、依然として米国債最大の保有国であり、中国は当月31億ドル分を売却し、保有残高を8671億ドルまで減らし、4カ月連続売却しているが明らかになった。
 2022通年では、中国は累計1732億ドル分、日本は2245億ドル分をそれぞれ売却している。
 中国と日本が米国債を売却しているのに対して、12月イギリスは87億ドル分、ベルギーは200億ドル分の米国債を買い増ししていることが同統計で明らかになっている。

 

 

 

 

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