中国の10年もの国債利回りは8月15日2.7%を割り切り、2002年4月以来の低い水準になったことが明らかになった。「国際金融報」が報じたところによると、6月2日、3%を維持していた国債利回りはその後低い水準で推移し、流動性が潤沢なことと優れた投資ターゲットが少ないこと、ファンダメンタルが依然弱いことなどの影響で国債利回りはさらに低下していくことが予想されるという。専門家は、融資が減少し、長期資金需要の伸び率が鈍化している。債券を買う投資家が増えているが、債券を発行し新規プロジェクトを始める人が減少し、債券の需給関係に変化が起きていると指摘している。申万宏源証券は11日発表のレポートで、10年もの国債の利回りは1.7%から2.1%前後まで下がるだろうと報告した。(総合)
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